カーテンのふさかけとは？取り付け位置のポイント
ふさかけとは、カーテンを開けたときにカーテンを美しくまとめるためのフックです。
適切な位置に取り付ければ、カーテン全体の見た目を整え、カーテンの開け閉めもストレスなく行えます。
そこで、カーテンのふさかけを取り付ける位置を決める方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
①カーテンにふさかけは必要？
ふさかけとは、カーテンタッセルを引っ掛けるフックのことです。
ふさかけとタッセルを使えば、カーテンが乱れることなく、スッキリした見た目に仕上げることができます。
賃貸マンションなどの場合は、初めからふさかけが無い場合もあるでしょう。
その場合は、ふさかけなしでカーテンを留められるタイプのものを利用したり、ブラインドやロールスクリーンを取り付けるのもおすすめです
②ふさかけの取り付け位置 (窓別)
ふさかけは、取り付け位置が悪いと使いにくく、カーテンを開けてたたんだ時不格好になります。
位置を決める際によく使われるのが、デザインの黄金比と白銀比です。
- デザインの黄金比 「1：1.6」
- デザインの白銀比 「1：1.4」
実際にどのように取り付け位置を決めるのか、解説していきますね。
掃出窓の場合
掃出窓の場合は黄金比を使用して、窓やカーテンの丈の中心ではなく、その中心よりも少し下にタッセルを取り付けます。
例えば、カーテンの丈が190cmの場合、「黄金比＝1:1.6」、「カーテンの長さ÷2.6」で算出してみましょう。
「190÷2.6≒73」なので、カーテンの裾から約73cmの高さにふさかけを設置します。
腰高窓の場合
腰高窓はカーテンが窓よりも大きくなるのが特徴です。
そのため、白銀比で算出した高さにふさかけを設置するように意識します。
例えば、カーテンの丈が120cmの場合、「白銀比＝1：1.4」、「カーテンの長さ÷2.4」で算出してみましょう。
「120÷2.4＝50」となり、カーテンの裾から約50cmの位置にカーテンタッセルがくるようにふさかけを設置するのが望ましいです。
タッセルの垂みも考える
ふさかけを取り付ける際は、タッセルが少し下に垂れ下がることを想定した上で場所を決めなければいけません。
ゆったりと余裕を持たせてカーテンを留めたい場合は、黄金比などの比率で計算した位置から、タッセルがたるむ分の長さ10cm-15cmほど高い位置に取り付けるのがおすすめです。
③ふさかけ選びのポイント
ふさかけの種類
ふさかけには、窓や壁に穴を開けて固定する「ネジ止め」と、両面テープなどで固定する「粘着テープ」があります。
- ネジ止め ネジでしっかり固定するため安定した使用が可能。
- 粘着テープ 粘着テープで設置するため取り付けが簡単。
窓枠や壁に穴を開けてしまうため、賃貸の場合は使用できない場合もある。
耐荷重が小さく、経年劣化によりはがれる可能性がある。
ふさかけは、部屋のインテリアやカーテンのテイストに合わせて選びましょう。
現時点で理想のインテリアが決まっていない場合は、「ライトブラウン系の木製窓枠には同じくライトブラウン系のふさかけ」、というように窓枠やカーテンレールの色に合うふさかけを選んでおくと安心です。
統一感のあるコーディネートにしたい場合は、窓枠の木材の質感やカーテンレールの素材と合わせたふさかけを選んでみるとよいでしょう。
④ふさかけを使わない便利なアイテム
ふさかけを使わなくてもカーテンを留められる便利なアイテムがあります。
- マグネットタイプ タッセルの両端に磁石が付いていて、カーテンを磁石で挟んで留めるマグネットタイプ。
- 紐タイプ 紐やリボンでかわいくまとめて留めるタイプなら、カーテンを丈の中間で束ねてセパレートスタイルに。
ふさかけの有無や取り付け位置によって、簡単に美しいカーテンライフを実現できます。
また、ふさかけは使いやすさやデザイン、設置方法にこだわることで、室内の雰囲気が大きく変わります。
TRIBECAでは、サイト内の商品の他、メーカーからのお取り寄せも可能です。
是非お気軽にお問い合わせくださいね！
公式LINE：https://lin.ee/6KqUkGf
